【専門家が解説】インテリックスの「あんばい」のメリット・特徴は？

インテリックスのあんばいを検討しているけど、「会社は信用できるの？」「リースバックの商品は良いの？」と悩まれている方にお応えします。

現役でリースバック取引に携わっている私が、会社の信頼性・商品の特徴について客観的な視点で分かり易く解説します。

インテリックスはこんな会社

会社概要

会社名	株式会社インテリックス
本社	東京都
会社設立	1995年7月
上場の有無	東証プライム
主な事業	中古マンションリノベーション再販事業
主な事業所	札幌・仙台・さいたま大宮・東京日本橋・横浜・名古屋・大阪・京都・広島・福岡
実績・その他	年間1000件以上・累計20,000件以上のリフォーム実績で 中古再生やリフォーム・リノベーションに強み

会社名	株式会社インテリックス
本社	東京都
会社設立	1995年7月
上場の有無	東証プライム
主な事業	中古マンションリノベーション再販事業
主な事業所	札幌・仙台・さいたま大宮・東京日本橋・横浜・名古屋・大阪・京都・広島・福岡
実績・その他	年間1000件以上・累計20,000件以上のリフォーム実績で 中古再生やリフォーム・リノベーションに強み

主な事業内容

株式会社インテリックスは1995年設立の比較的新しい会社です。

マンションや一戸建てを自社で取得して、自社でリノベーションを行い市場で再販売することが事業の中心になります。東証プライムにも上場しており、規模も大きな不動産会社になります。

他にもインターネットを通じた小口の不動産投資商品であるアセットシェアリングの提供・運用に加え、仲介手数料が不要の不動産直販プラットフォーム「ＦＬＩＥ(フリエ)」（株式会社FLIE：連結子会社が提供）の普及に努めるなど不動産取引のＤＸ化を進めています。

札幌、仙台、さいたま大宮、東京日本橋、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、福岡に支店があり、全国の主要都市を中心にで展開しています。

マンションのリノベーション販売が得意

リノベーション工事は年間1000件以上手掛けており、累計20,000件を超えるリフォーム実績があり、業界トップクラスです。

インテリックスがリノベーションを行った物件は業界内でも定評があり、相場よりも高い値段で取引されているしている事例も多くあります。

インテリックスのリノベーション済マンションは般社団法人リノベーション協議会の定める適合リノベーション住宅の基準である「R1住宅」となっています。

インテリックスのリノベーション済物件には最長２０年の品質保証があり、アフターサービスが充実しています。

リノベーションにおける検査項目は３００カ所あり、細かく検査された上で工事が行われているため、入居後にトラブルも少なくなっています。リノベーション内容について詳細が記載された設計図書を契約者に全員に渡しているため、工事内容も分かり易くなっています。

中古物件を購入してリフォーム・リノベーション後に販売する会社は数多くありますが、こだわりのある改装で品質保証まで提供している数少ない会社です。

インテリックスあんばいのリースバックの商品特徴

リースバック商品概要

取扱エリア	北海道・仙台・横浜・名古屋・大阪・広島・博多及び隣接する地域
取扱種別	戸建て・マンション・自宅兼店舗・事務所等
賃貸借契約方式	定期借家契約（2年）
敷金	無し
礼金	無し
事務手数料の有無	ー
査定日数	7営業日
決済までの必要必須	最短2週間
買戻し	ー
商品の特徴①	フリーレント期間2カ月
商品の特徴②	2年の定期借家契約の再契約が可能 （長期で住むことも可能）
商品の特徴③	ー

対応エリア

インテリックスは東京が本社となり、札幌、仙台、さいたま大宮、東京日本橋、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、福岡に支店があり、支店のある近郊都道府県でリースバックが対応可能となっています。

インテックス「あんばい」リースバックの特徴

長期間のリースバックには2年間の定期賃貸借契約の再契約という方法を採用してます。再契約を行うことで長期的に住み続けることも可能。戸建・マンション以外にも自宅兼店舗等も対応しています。

個人・法人問わず検討可能で、住まいの他に自宅兼店舗や事務所・一等ビルも対応可能。

契約者が75歳以上の高齢者の場合は、医師の診断書等の提出することでリースバックを利用することができます。

ご高齢の単身の人に「あんばい・きずな電話」という独自のサービスを提供しています。無料で利用でき、体調のご確認を含めた１分間の日替わりメッセージを届けられる生活サポートサービスです。

インテックス「あんばい」リースバックのここがスゴい！

2ヵ月間フリーレント期間

リースバック後の最初の2か月の家賃が無料なります。家賃支払いのタイミングをを遅らせることで、生活の立て直しに役立ちます。

敷金０円・礼金０円・再契約手数料０円

あんばいではリースバックで必要となる様々な諸費用が無料となっています。

全国のセンチュリー21の店舗で相談することも可能。

全国にあるセンチュリー２１のリースバック「売っても住めるんだワン」の商品は株式会社インテリックスが提供する商品となっています。

直接インテリックスにリースバックに関して問い合わせをすることはもちろん、全国に約1,000店舗あるセンチュリー21の加盟店で相談することも可能です。インテリックスの支店は全国の主要都市にしかありませんので、面前で相談したいという場合には近くのセンチュリー21加盟店を利用するという方法もあります。

１点注意点ですが、センチュリー21で相談して取引になった場合には、仲介手数料が発生します。

全国のセンチュリー21の加盟店はあくまで地元の不動産会社という立場で、インテリックスのあんばいという商品を「売っても住めるんだワン」として仲介しているという仕組みになっているからです。インテリックスリースバック「あんばい」の代理店のようなイメージです。

不動産仲介手数料はリースバック取引の諸費用の中でも、大きな割合を占めますので少しでも手数料を抑えたい場合は直接問合せを行いましょう。

インテリックスの「あんばい」を利用するメリット・デメリット

インテリックスの「あんばい」のまとめ・総評

インテリックスのリースバック「あんばい」はセンチュリー21や大手仲介不動産会社と提携することで、全国でリースバック代理店としての窓口を増やしています。

一方で商品性はといえば、最初の2か月間家賃が無料、敷金・礼金・更新料が０円等のメリットがありますが、他社と比較した場合に売買価格・家賃設定等の条件面で優位性がなければ、やや決め手に欠ける商品となっています。

売買金額や家賃といったリースバックの基本条件を比較した場合は、他の事業者の方が好条件となることも多いため、基本的な条件が厳しいと評価されることがあります。相談窓口が多いのでリースバックの相談件数・査定件数多いものの、他社と比較されると成約率は高くないのかも知れません。

2年間の定期借家契約を再更新することで長期的に住み続けることができるということですが、定期借家契約という部分に抵抗がある人は、普通借家契約でリースバックを提案できる出来る会社もあるためそちらもお勧めです。

もちろん、個別の案件ごとで好条件となる場合もあるため、検討候補に入れても比較検討することがおすすめです。